2週間記事の更新ができませんでした(^^;)
みなさんお元気にされていますか?
梅雨が続いていますね。
ずっと曇りが続いていてちょっと嫌です。
毎年なのですが、梅雨の時期には気管支喘息で受診する方が増えます。
気管支喘息が悪化するのは梅雨の時期と秋の急に気温が低下する時期です。
発作が起きた際には気管支拡張役の吸入や、ステロイドの投与を行います。
酸素の濃度が低い場合や、呼吸が苦しい症状が強い場合には入院が必要になることもあります。
そして気管支喘息の治療なのですが、発作が起きた時(咳やゼーゼーがひどい時)の治療と、発作が起きないための予防の治療があります。
気管支喘息を持っている方は、発作が起きていない時から気管支粘膜に炎症が起きていて少しむくんだような状態になっています。
そのような状態の際には気圧の変化や運動、風邪を引いた際に発作が出やすくなります。
そのため、気管支粘膜の炎症を普段から押さえて発作を起こさないような治療が必要になります。
小さいこどもでは、シングレアやキプレス等のロイコトリエン受容体拮抗薬という内服薬を使います。
成人やある程度大きな小児では吸入のステロイド治療を行います。
普段は問題ないけど、気圧の変化や運動、風邪を引いた際に咳が出たり、ゼーゼーしたりするという方は気管支喘息の可能性が考えられます。
症状や重症度に合った治療を行いますので、ご相談下さい(*^^*)
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